今回は、常三島キャンパスにある「フューチャーセンターA.BA -徳島大学人と地域共創センター-」、通称「A.BA(アバ)」をご紹介します。
国立大学初のフューチャーセンター
A.BAは常三島キャンパスの「地域創生?国際交流会館」5階に位置し、国立大学で初めて設置されたフューチャーセンターです。
未来志向の対話を促し、イノベーションを生み出すための場として、2015年9月に使用が開始されました。
入ってすぐに目を引く壁画
まず入口を入ると、大きな壁画が目に入ります。
実はこれ、マスキングテープで描かれているんです。
現在は“渦”をテーマにした絵になっていますが、2年ほど前は“桜”だったとのことで、定期的にデザインが変わっているようです。
キッチンがある大学施設?
部屋の左手には、大学の施設には珍しいキッチンがあります。
このキッチンは実際に使用することができ、軽い食事などを作ることも可能です。
たとえば、国際課主催の留学生向けイベントでは、地元料理を振る舞うために活用されたこともあるそうです。
未来を感じる3Dプリンタ
キッチンのある左手中央には3Dプリンタも設置されています。
実際の作品例も展示されており、普段あまり触れることのない技術に触れられる、まさに未来を感じる空間です。
カフェのような空間で作業もはかどる
部屋の奥にはソファーやカウンターがあり、快適な作業スペースが広がっています。
ソファーは椅子と机の高さがちょうどよく、グループワークにも個人作業にもぴったり。
カウンターからは美しい景色が見渡せ、カフェのような気分で作業に集中できます。
和の落ち着き「畳スペース」
部屋の右手には畳のスペースがあります。
靴を脱いで上がれるこの空間は、座ったり寝転んだりと自由にくつろぐことができます。
畳の香りに包まれて、リラックス効果も抜群です。
クッションや座布団、飾られた花々が雰囲気を一層引き立てています。
授業やワークショップにぴったりのスペース
部屋の中央には授業やグループワークが可能なスペースがあります。
複数の机と椅子、プロジェクターも完備され、さらにすべての机と椅子が可動式。
自由なレイアウト変更ができるので、さまざまな用途に対応できます。
創造力を刺激する不思議な本棚
中央スペースの後ろには本棚と簡易的なソファーがあります。
本棚には一見脈絡のない本が並べられていますが、これは創造的なひらめきやブレイクスルーを促すためにあえて選ばれた本たち。
定期的に本が追加されているとのことで、訪れるたびに新しい発見があるかもしれません。
統一感がない? だからこそ自由な発想が生まれる空間
ここまで紹介してきたA.BAの空間は、大学の一般的な施設とは異なり、統一感がないようでいて自由な発想を促す構成になっています。
この空間づくりの背景には、A.BAの創設の理念があります。
A.BA創設の目的と空間の工夫
A.BAは、未来志向の対話を通じて変化を起こし、従来のアプローチでは解決できない社会課題に挑むイノベーションプラットフォームとして設立されました。
多様な立場の関係者が集まり、中長期的な目的のもと、アイデアの創出と実践を行う共創の場です。
そのため、A.BAではオープンスペースに多様な什器を配置し、柔軟なレイアウトが可能となっています。
「憩い」「集い」「遊び」「食」「DIY」「伝統」「文化」などの要素も取り入れられ、自由な発想が自然と生まれる設計になっています。
名前の由来は徳島の方言「“あばばい”」
気になる「A.BA(アバ)」の名前の由来ですが、これは徳島の方言“あばばい”(=まぶしい)に由来しています。
「阿波(あわ)の国」である徳島において、持続的な成長を目指すためには、“まぶしい地方創生”の「場」が必要である――そんな想いから、「A.BA」という愛称が誕生しました。
学内外の利用者を歓迎!使用申請で誰でも利用可能
A.BAは、学内授業だけでなく学外の方の利用も歓迎しています。
学内外問わず使用することができ、使用希望者は使用許可申請書の提出が必要です。
発想力が刺激されるこの空間で、講演やイベント、授業などを企画してみてはいかがでしょうか。
※ 学生が使用する場合は指導教員からの申請?同行が必要です。