学長挨拶

同窓会の活動状況

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卒業生紹介(ニュースレター)

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学長挨拶

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徳島大学学長

野地 澄晴


 同窓会の皆様には、日頃から徳島大学をご支援していただき、ありがとうございます。しかし、残念ながら、徳島大学が同窓生の皆様を十分に応援できていないと思っております。そこで、同窓生を支援する新しいシステムの構築ができないか、検討を行っています。その検討の内容をここではご紹介したいと思います。
 現在の社会の問題として、リカレント教育が取り上げられています。社会の変化が急速なため、それに対応した教育が必要ですが、そのシステムの構築が十分なされているとは言えないと考えています。これまでのリカレント教育のイメージは、「大学に来て、座学で再度教育を受ける」でしたが、コロナ禍でオンラインでの教育が可能になりました。このような状況を踏まえ、徳島に来なくてもリカレント教育が受けられる、オンライン?リカレント教育システムを構築したいと考えました。例えば、「AI入門」「AIの利用」や「最前線の医療」「自然言語処理」「最先端の生命科学」などの新しい学問の講義を提供したいと考えています。さらに、「徳島大学のリカレント教育(トクリカ)」など、学内の様々なリカレント教育システムとも連携して配信したいと考えています。
 「徳島大学同窓会連合会」では、早ければ疯狂体育,疯狂体育app下载4年度からそのリカレント教育を行うサービスをスタートしたいと考えています。また、一般の方も一定額以上の寄附をしていただければ、このリカレント教育を受けることができる資格を獲得できるシステムにしたいと考えています。運営体制などの検討も必要になりますが、現在のところ、その運営は、同窓生?基金室が行い、各同窓会と卒業生を繋ぐ窓口にもなり、各同窓会を支援し、各同窓会の横の繋がりを強化できるようにしたいと考えています。
 さらに、徳島大学は卒業生全員に疯狂体育,疯狂体育app下载4年度の入学生が卒業する時に、卒業生向けのメーリングリストを作成し、卒業生の名簿管理も一括して行うことができればと考えています。「徳島大学同窓会連合会」は、定期的なオンライン講演会を開催するとともに、このメーリングリストを活用し、定期的にメルマガを発行するなど、徳島大学の情報を発信することにより同窓生の皆様と情報共有できる機会を増やしたいと考えています。
 このような検討を進めているところですが、「徳島大学同窓会連合会」の名称についても「徳島大学びざん会」として、新たにこれまでの同窓会との連携、交流に加え、様々な取組を行っていきたいと考えています。このように卒業生の皆様の応援ができる体制を構築し、改革を進めたいと思っていますので、引き続き皆様のご支援、ご協力をよろしくお願い致します。

同窓会の活動状況

渭水会(総合科学部同窓会)

会長 濱尾 巧久

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 皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。日頃は当会の活動にご理解?ご協力をいただき、心よりお礼申し上げます。
 史上初の無観客開催となった東京オリ?パラ、そして、その後の新型コロナウイルスの第五波と、異例づくしの2021年でしたが、感染状況もようやく落ち着き、ほっとしているところです。
 渭水会では、会員相互の連携を図る助成事業と、渭水会会長賞を活動の2本柱に取り組んでおります。今年は新型コロナの影響で、予定していた多くの助成事業も会務も中止となりました。3月には疯狂体育,疯狂体育app下载2年度の第7回渭水会会長賞を4名(院生1名、学部生3名)に授与しました。表彰式は残念ながら中止となりましたが、新たな環境で益々ご活躍のことと伺っております。
 さて、当会では毎年に会報を発行していますが、今秋発行の号で第50 号という大きな節目を迎えます。昭和61 年(1986)4月、学部の改組で、教育学部は総合科学部に生まれ変わり、それに伴い、明治7 年(1874)徳島師範期成学校開校から学芸学部?教育学部と長い歴史と伝統を持つ同窓会も、「徳島大学渭水会」として新たなスタートを切りました。渭水会々報第1号は、昭和61 年(1986)12 月に創刊。B5版のモノクロ印刷で、会長挨拶や総会の報告などが主な内容でした。第9号(平成5 年12 月発行)では、表紙が初のカラー印刷となり、河崎良行先生(現在は徳島大学名誉教授)制作の彫刻作品を紹介。以後、絵画、彫刻、書など会員による芸術作品が表紙を飾るというスタイルが続いています。これは、美術や書道などの芸術教科を有する総合科学部ならではと自負しています。内容についても、さまざまな年代、分野の会員の方にご寄稿いただいており、年々充実してきています。今年は、第50 号記念として、「プレゼント付き読者アンケート」の特別企画もご用意していますので、ふるってご参加いただきたいと思います。
 今後とも皆様に楽しんでいただける誌面作りに努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

会報の内容や活動の詳細につきましては、渭水会Web サイトをご覧下さい。
渭水会Webサイト http://www.isuikai.jp/

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渭水会々報創刊号。題字は初代会長で書家の田中双鶴氏
の書き下ろしで、現在も継承しています。

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美術や書道などの芸術作品が表紙を飾り、格調高い雰囲気です。



青藍会(医学部医学科同窓会)

会長 荒瀬 誠治

 
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 日本ではコロナワクチン接種率が75%を超え、患者は激減し続けています。一方、接種率が日本と同程度の欧州各国ではコロナが再蔓延しています。この差は日常生活での感染防御策(マスク、手洗い、3密回避、他)を徹底しているかどうかで生じているのでしょう。私たちのコロナ感染防御遵守の凄さは、例年1000万を超えていたインフルエンザ患者が昨年は1万人以下となり、感染防御策だけでインフルエンザを抑え込んだことでもはっきりしました。マスク他に懐疑的だった医師としての自分が少し恥ずかしいです。
 過去1年、青藍会や同支部の公的行事、学生支援や青藍会勧誘等の活動は中止orリモートになりました。デジタル画面上での交流は表層的で、互いの熱量が伝わらないことより、元の活動状況に戻りたいのですが、日常の感染対策遵守が絶対の今日、リモート下での能動的な青藍会活動方策を考えなければなりません。一方、アナログ媒体の同窓会誌は内容をより充実し必要十分情報の共有を計る努力をしています。同窓会という特殊組織の存続にアナログ媒体が如何に必要であるかの答えは、このニュースレターが紙媒体であなた個人に届けられるという事実でも明らかでしょう。
 母校の学問的充実、誇らしい成果、見事な後輩等を実感することは青藍会員6400人の心の充実につながります。そのためにも母校が現在苦闘している新しい学問環境?体系の確立に青藍会も寄与したいものです。



栄友会(医学部栄養学科?医科栄養学科同窓会)

会長 津田 とみ

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 4月に新たな会員、栄友会第58期生(医科栄養学科第8期生)52名(県内17名、県外35名)を迎えました。会員総数3,100名を超え、会員の居住地は全国各地殆どすべての都道府県にわたっています。新型コロナウイルスが確認され感染拡大し、1年半以上、そろそろ2年近くなり、今までに経験しなかった様々なことに遭遇してきました。このような困難な状況の中、栄友会も特筆するイベントなどはありませんでしたが、会報発行、役員会、総会開催、名簿、ホームページなどを粛々と遂行しています。
 会報は第51号を5月に発行しました。総会はオンラインでの開催とし、開催日は多くの会員が参加する学会期間との重複を避けるため例年より1週間ほど遅く7月10日となりました。役員をつとめてきた教員の県外への栄転があり役員の交代も行いました。また今年は3年に一度の名簿改訂作業の年ですので、名簿係が取り組んでいるところです。
 総会は蔵本の母校に集合しての開催では無かったのは残念でありましたが、悪いことだけではなく逆にオンラインだからということで遠くからの参加ができたり、近くても時間調整がしやすくて参加できたというメリットもあったようです。そして嬉しいことには、なんと予期せぬ効果だったのですが米国在住会員2名の方(34、37期生)の、総会と学術講演会への参加が叶ったことでした。
 総会では各支部からの出席者から支部の活動が報告されました。現在栄友会では東日本支部、関西支部、九州?山口県支部がありそれぞれの地域での活動と、同時に支部同士、支部と本部との交流も活発に行われています。本年度はどの支部もオンラインでの支部総会や支部研究会を開催したとの活動が紹介されました。
 総会に続いて開催しています学術講演会も、今年は長崎からのオンライン配信を試み問題なく実施することができました。高島美和氏(28期生)からの長崎大学病院ならではの貴重なご経験が盛り込まれた講演を皆で拝聴しました。高島氏のご功績を称え今年度の栄友会賞を授与することを総会で決定し、記念の盾は講演会場でお渡しすることができないので、宅配便に託することとしました(写真1,2)。
 栄友会会員の活躍の様子をいろいろな機会に垣間見るのですが、8月の、2021年度全国栄養士大会では、「オンライン講演?うま味研究と活用の最前線~うま味を味方にする新しい栄養ケアのススメ」の講師を代謝栄養学分野の堤理恵講師(院34期生)が勤め、全国に配信されました。これは栄養士会会員でなければ見る機会がないので少々残念に感じていましたところ、ある日NHKテレビ番組で堤理恵講師の「うま味研究」が紹介され、インタビューに答えておられました。また、ラジオ放送で、わたしは日頃から“ながら族”なのですが、6月に「中村丁次神奈川県立保健福祉大学学長(5期生)が秋篠宮皇嗣妃へ栄養のご進講をされた」というニュースも聞こえてきました。一瞬聞き間違いかもと思ったのですが、“2021年6月22日、秋篠宮皇嗣妃殿下に神奈川県立保健福祉大学の中村学長がご進講いたしました。中村学長は、赤坂御用地にある赤坂東邸に招かれ、日本が明治以降、特に戦後の「低栄養」を乗り越え、高度経済成長後も「過栄養」による肥満?生活習慣病を諸外国と比べ抑制してきた歴史をご紹介しました“とのことです(文章はご所属大学のHPより抜粋)。
 ここで、限られたスペースを使わせていただくことになるのですが、2021年度前半の半年間での学会等での受賞者を披露させていただきます。会員の業績を毎回ご紹介できますことは嬉しい限りです。

  • 〇疯狂体育,疯狂体育app下载3年度 日本栄養?食糧学会 トピックス賞 
  • 足立 雄一郎 博士後期課程2年(51期)
  • 〇疯狂体育,疯狂体育app下载3年度 日本栄養?食糧学会 学生優秀発表賞 
  • 足立 雄一郎 博士後期課程2年(51期)
  • 〇日本ビタミン学会第73回大会 学生優秀発表賞 
  • 佐々木 晧平 博士前期課程2年(53期)
  • 〇第36回 日本栄養臨床栄養代謝学会 フェローシップ賞
  • 臨床食管理学分野 奥村 仙示 講師(28期)
  • 〇第62回 日本生化学会 中国?四国支部例会 学生優秀発表賞
  • 足立 雄一郎 博士後期課程2年(51期)
  • 〇日経ウーマノミクス?フォーラム2021年度シンポジウム 最優秀賞
  • 博士前期課程1年 佐藤 萌(54期)、田中 杏奈(54期)
    学部4年 溝杭ほのか(55期)、兵藤 瑞紗(55期)
  •  

 さて、わたしたち栄友会自慢の栄養学連の活動、今期は練習の成果を披露する機会があまりなかったのではと案じていましたところ練習もして、ささやかながら披露の場も作り出せたとの知らせをもらってちょっと嬉しく思うとともに、来年は新型コロナウイルス感染症(covid-19)が収束かつ終息し皆が阿波踊りで、心配なく汗を流せる日々となりますことを願っています。

 

 

 

 

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                          1.栄友会賞?盾                           

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2.総会に続いての高島美和氏による
学術講演会の一コマ(オンライン)
 



睦眉会(医学部保健学科同窓会)

会長 橋本 公子

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 睦眉会の会員の皆様、お元気にお過ごしでしょうか。
 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染状況を気にしながらの社会活動に加えて、地震や風水害への不安や恐怖は如何ばかりかとお見舞い申し上げます。
 COVID-19の新規感染者数は、7月以降急増し8月20日を境に漸減していき、10月1日には緊急事態宣言が全て解除されました。新規感染者数の減少は、COVID-19ワクチン接種が進み集団免疫が獲得されてきたことによるものかと思われますが、ワクチン2回接種後の感染も報告されています。また、COVID-19に対する有効な治療薬の開発が進められていますが、重症化や死亡にいたる事例は後を立たず、さらに感染症後遺症による身体的?精神的?社会的問題や課題を抱える事例への対応に、医療や行政の現場で活動されている皆様、心より感謝申し上げます。
 さて、今年度も睦眉会では、Webを活用して活動を行なっています。様々な便利なツールが導入され、アンケート集計や会議日程調整などが格段にスムーズに行えるようになりました。不便を便利に変えていく人間の開発力の逞しさも感じられるこの頃です。また、睦眉会の活動の1つである保健学科?保健科学教育部の国際交流への寄付金は、コロナ禍においても、オンラインにより国際交流活動が展開され、役立っているとのご報告がありました。
 睦眉会では、ノーベル物理学賞を受賞された真鍋淑朗先生の原動力とも言われている「好奇心」でこの時期を乗り越えてまいりたいと思います。今後ともご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。



蔵歯会(歯学部同窓会)

会長 笠原 信治

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 新型コロナ感染症も少し落ち着いてきましたが、第6波や冬季の感染拡大の可能性も考えられ、まだまだ収束の見通せない状況が続いています。名簿や会報の発行などの他は、新型コロナ感染症拡大の状況下で十分な会務ができておりません。オンラインによる理事会や支部長会議も定着しましたので、今年度はホームページのリニューアルや会員グループウェアの構築、オンラインでの学術研修活動等を検討しています。
 さて、本年3月には歯学科39期生37名、口腔保健学科11期生15名を迎え入れ、卒業生の総数は2,207名(歯学科2,045名、口腔保健学科162名)となりました。本学歯学部在職教授8名をはじめ27名が全国各地の大学で教授として、また多くの卒業生が地域歯科医療に貢献するとともに、歯科医師会他の団体?組織で役員として活躍しています。全国各支部においてはコロナワクチン接種も終わり、第3回目のブースター接種も行われようとしています。来春にはリモート交流だけでなく実際に会うことも解禁されて、同窓生の縦?横の活発な体面交流ができるようになることを期待しています。



薬友会(薬学部同窓会)

会長 水口 和生

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 薬友会会員の皆様におかれましては薬友会ならびに薬学部の活動に対し、ご理解とご協力をいただきありがとうございます。
 疯狂体育,疯狂体育app下载3年度下半期の薬友会からのご報告としては、薬友会では3年毎に会員名簿を発刊していますが今年がその年に当たっています。お申し込みのあった会員の皆様には11月中に会員名簿をお届けできると思いますので、同窓会活動等にご利用ください。
 また疯狂体育,疯狂体育app下载3年5月14日に薬友会役員会を開催して薬学部創立100周年記念事業について話し合い2023年に記念式典を開催することを決定いたしましたが、その準備として薬学部内に「徳島大学薬学部100周年記念事業準備委員会」を設置して事業内容の検討に入り、開催日程としては、例年大学祭の時期に合わせてホームカミングを実施していることから100周年記念式典もその時期に合わせることとし、2023年11月3日(金)を第一候補として話し合いを始めています。
 その頃は新型コロナウイルス感染症も沈静化していることを期待し、徳島駅前のホテルで祝賀会を実施することにしていますが、昨今の状況に対応して、式典の様子はライブ中継を行うことにより、できるだけ多くの方に参加していただければということも話し合われました。
 薬友会会員の皆様には、疯狂体育,疯狂体育app下载4年5月発刊予定の薬友会誌にて薬学部創立100周年記念事業の詳細を疯狂体育,疯狂体育app下载らせいたしますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。



工業会(工学部?理工学部?生物資源産業学部同窓会)

理事長 坂東 武

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 皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
 疯狂体育,疯狂体育app下载2年1月に国内初のコロナ感染者が出て以来、今日まで、感染拡大の頻発で、工業会の諸活動ならびに徳島大学の教育研究活動も例外なく、大きな制約を受けています。
 昨年開催出来なかった工業会総会は、今年5月に、年次総会、支部長会議、記念講演会をオンライン形式により、87名に出席いただき、開催いたしました。記念講演は、四国大学文学部教授 須藤茂樹先生より、「三好長慶と戦国文化」と題し、阿波三好氏を中心に、茶の湯、連歌などの戦国時代文化の形成と、政治の関わりや武将の役割について講演をいただきました。なお、懇親会とホームカミングデイは残念ながら、中止としました。また、全国各支部の総会や見学会、親睦会等も中止または延期となる中、関東支部ではオンライン形式による支部総会が開催されるとのことで、大変嬉しく思っており、オンライン方式が他支部へも普及する事を願っています。
 さて、このような中、9月に徳島大学工業会会報(第67号)を33,300部発行いたしました。また、生物資源産業学部?理工学部の成績優秀者30名に、成績優秀賞表彰を行います。会員名簿につきましては、ご案内のとおり、今期の発行は中止しています。
 「つないで100年、工業会」、コロナ禍の今、この言葉の大切さを強く感じられます。会員の繋がりが求められている今、在学生の「鳥人間プロジェクト」は、私たちに、母校を思い出させたばかりでなく、元気と希望、チャレンジする勇気を与えてくれました。
 工学部創立100周年事業についても、コロナ禍の制約はありますが、工業会は捲土重来を期して、高い目標を掲げ、積極的にチャレンジする所存であります。
 多くの皆様が、母校ならびに工業会や同窓生に興味?関心を持ち、理解し、賛同し、参画していただく好循環が、「会員相互の親睦」、「母校の隆昌」、「地域の発展」への道筋であります。これからも、引き続き、ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
 結びとなりますが、新型コロナウイルス感染症が一日も早く終息すること、ならびに会員の皆様方のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

工業会ホームページ /kgk/

 

活躍する卒業生の紹介

渭水会(総合科学部同窓会)

活躍する卒業生
露口 玲子(つゆぐち  れいこ)


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       元 徳島県教育女性連盟会長
       前 八万町中央コミュニティセンター館長
       洋画家

  • 1934年 徳島市生まれ
    1958年 徳島大学学芸学部中学校教員養成課程(美術)卒業

    【職歴】

    1958年 三好郡(現?三好市)西井川小学校へ赴任。以後、県下公立小中学校にて教諭を務める
    1987年 阿南市大井小学校教頭
    1989年 徳島市渋野小学校教頭
    1991年 相生町(現?那賀町)西納小学校長
    1993年 徳島市大松小学校長  
    1995年3月 退職
    1999年 徳島市八万公民館主事(~2004年)
    2004年 徳島市八万公民館長(~2014年)
    2008年 徳島市八万中央コミュニティセンター館長(~2020年)

    【役職】
    1993年  徳島県教育女性連盟会長(?1995年)
    1993年 徳島市園長会長(~1995年)
    1993年 徳島県教育会副会長(~1995年)
    1996年 園瀬川の清流を守る会事務局長(?2002年)、会長(?2019年)
    1998年 渭水会副会長(?2009年)

  • 〈紹介文〉 
    徳島市在住。1958年徳島大学学芸学部中学校教員養成課程(美術)卒業。公立小?中学校に勤務。徳島県教育女性連盟会長、徳島県教育会副会長などを歴任。教員として勤務する傍ら、作品制作(洋画)に取り組む。1996年に設立した「園瀬川の清流を守る会」の活動では、長年にわたって園瀬川の堤防にアジサイの苗木の植樹を続け、現在では1600本以上のアジサイが咲き誇る「あじさいロード」と呼ばれるまでになった。退職後は、徳島市八万町中央コミュニティセンターの館長として、地域の文化?スポーツ?教育?ボランティア活動の支援に尽力。自身もふれあい健康館カルチャー講座(洋画)の講師として後進の指導を行いつつ、作品制作に打ち込み、年1回個展(2016年/シビックセンター、2019年/ギャラリー?グレースほか)を開催している。

青藍会(医学部医学科同窓会)

活躍する卒業生
大和 秀夫(やまと  ひでお)

 

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 昭和49年3月徳島大学医学部医学科を卒業、大学院医学研究科単位取得退学後、徳島県立三好病院外科、国立療養所香川小児病院外科、徳島大学病院、徳島市立病院外科勤務を経て昭和63年4月大和外科医院副院長となる。
 同年より、地域の学校医を現在まで務め、児童?生徒の健康保持増進を図るため尽力した。また、行政との医師連絡協議会を立ち上げ、国民体育大会での医療応援、地域住民の医療?救急医療等について良好な意思疎通を図った。
 平成16年4月から20年3月まで三好郡医師会長、平成18年4月三好市医師会長に任ぜられ、自治体、地域の医療機関等と綿密な連携を図り、また、病診連携の会を開催し地域の基幹病院との連携を強化。とくに勤務医不足が深刻化していた時期には公立病院を支援するため、応援診療(夜間当直勤務)にも当初から積極的に取り組んで公立病院に勤務する医師の負担軽減を図るとともに中山間地域、へき地の住民が安心して暮らせる地域つくりに努めた。
 なお、看護職不足が懸念される中、准看護学院で看護職員の人材確保?資質能力の一層の向上が地域住民の医療、保健、福祉の向上に貢献できるものと考え、看護教育を通じた地域医療の向上?発展に尽力した。
 以上のような内容で三好市医師会、徳島県医師会からの推薦を頂戴し、地域医療功労が評価され、このたび、第9回日本医師会赤ひげ功労賞をいただきました。剣道部OB会から記念品を送っていただきありがとうございました。広く浅く長く務めた結果であり今後の励みといたします。

栄友会(医学部栄養学科?医科栄養学科同窓会)

活躍する卒業生
高島 美和(たかしま  みわ)

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  • 医学部栄養学科 平成7年3月卒業(第28期生)
  • 長崎大学病院栄養管理室 室長
  • (学歴)
  • 平成7年  徳島大学医学部栄養学科卒業
    平成10年  徳島大学大学院栄養学研究科博士前期課程修了
    平成16年  徳島大学大学院医学研究科博士課程単位取得退学
    平成27年  徳島大学大学院医学研究科博士課程修了
     
  • (職歴)
  • 平成10年  徳島大学医学部 助手
    平成12年  長崎大学医学部附属病院(現 長崎大学病院)
           医事課栄養管理室 栄養士
    平成18年  同病院 栄養管理室 主任栄養士
    平成23年  同病院 栄養管理室 副室長
    平成30年  同病院 栄養管理室 室長

  • (資格)
    平成19年  日本病態栄養学会病態栄養認定管理栄養士

 高島美和氏は、平成7年に徳島大学医学部栄養学科を卒業、平成10年に同大学院栄養学研究科修士課程を修了されました。同年に徳島大学医学部に助手として着任され、感染症のマラリアの原因となるマラリア原虫の病原性発現機構と感染宿主の防御機構の研究に従事されました。平成12年に長崎大学医学部附属病院(現 長崎大学病院)医事課栄養管理室に栄養士として着任された後、主任栄養士、副室長を経て、平成30年には現職である長崎大学病院栄養管理室の室長に就任されました。日本アレルギー学会、日本糖尿病?妊娠学会、日本糖尿病学会、日本病態栄養学会などの学会にも所属され、特に、平成21年からは日本病態栄養学会の学術評議員としてご尽力されております。また、未だ確立されていない新生児、乳幼児の便中のアレルゲン特異的分泌型IgAの測定法開発に貢献し得る研究結果を論文にまとめ、平成27年に本学の学位(医学)を取得されております。
 今後は、益々のご自身のご活躍とともに、これまでの基礎研究と病院での実務経験を活かして現場の病院で必要とされる管理栄養士の人材育成についても大きく期待されています。

睦眉会(医学部保健学科同窓会)

活躍する卒業生
桑原 徹(くわはら  とおる)

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  • 徳島大学医学部附属臨床検査技師学校 昭和58年卒業
    地方独立行政法人徳島県鳴門病院検査技術科 科長
    一般社団法人徳島県臨床検査技師会免疫血清部門 班長
  •  
  • 【略歴】
  • 昭和58年4月 健康保険鳴門病院 中央検査部 勤務
    平成28年4月 地方独立行政法人徳島県鳴門病院 検査部技師長
    疯狂体育,疯狂体育app下载2年7月  地方独立行政法人徳島県鳴門病院 検査技術科長

 昭和58年に徳島大学医学部附属臨床検査技師学校(9期生)を卒業された後、同年4月に健康保険鳴門病院中央検査部に就職されました。以後、生化学?免疫血清部門の中心的役割を担い、その活躍が評価され副技師長、技師長を務められています。鳴門病院は、平成24年に経営母体が全社連から徳島県に変更になったことや、検査部?検査技術科の管理をする中で、常に人出不足の問題がありましたが、検体前処理システムの導入により改善されたことが、一番の功績であったようです。
 健康保険鳴門病院時代には、徳島県臨床検査技師会の事務局があったために、行事予定表の作成やその配布に携わられました。学術部門については、免疫血清部門の四国研修会の開催方式に感銘を受け、現在も免疫血清部門の班長を担当され、長年にわたりご尽力されております。新型コロナ感染症の蔓延により、四国研修会の開催(特に前日の懇親会)が出来ないことを残念に思われているそうです。

蔵歯会(歯学部同窓会)

活躍する卒業生
天羽 崇(あもう  たかし)

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  目白大学短期大学部歯科衛生学科 助教

  • 【略歴】
  • 平成23年3月 徳島大学歯学部口腔保健学科 卒業
    平成25年3月 徳島大学大学院口腔科学教育部口腔保健学専攻修士課程 修了
    平成29年3月 徳島大学大学院口腔科学教育部口腔科学専攻博士課程  修了
    平成29年4月 徳島大学大学院医歯薬学研究部口腔微生物学分野 特任助教
    平成31年4月 目白大学短期大学部歯科衛生学科 助教
    現在に至る
     
  •  
  •  天羽崇氏は徳島大学大学院を修了後、医歯薬学研究部口腔微生物学分野の特任助教として、緑膿菌の抗菌薬抵抗性に関する研究に従事していました。
     その後、歯科衛生士教員として、平成31年に新設された目白大学短期大学部歯科衛生学科に赴任し、現在に至ります。目白大学短期大学部歯科衛生学科では、微生物の研究に従事した経験を活かし「微生物学?免疫学」の講義や、「歯科診療補助論」「歯科診療補助実習」の講義?実習にて滅菌方法の指導や印象材練和などを担当されています。新型コロナウイルス感染症の蔓延により、昨年は実習科目も遠隔での実施となったとのことですが、学生が理解しやすいように実習動画の撮影や編集などにご尽力されたようです。
     天羽崇氏の今後のご活躍を祈念いたします。

薬友会(薬学部同窓会)

活躍する卒業生
大黒 多希子(だいこく  たきこ)

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  • 【学歴】
  • 平成7年3月 徳島大学薬学部製薬化学科卒業
    平成9年3月 徳島大学大学院薬学研究科修士課程修了
    平成12年3月 徳島大学大学院薬学研究科博士課程修了
     
  • 【職歴】
  • 平成12年4月 Postdoctoral Fellow, Department of Biochemistry, University Kansas Medical Center, USA
    平成13年9月 Postdoctoral Fellow, Department of Molecular and Integrative Physiology, University Kansas Medical Center, USA
    平成14年7月 Postdoctoral Fellow, Department of Pediatrics, Vanderbilt University Medical Center, USA
    平成16年3月 Research Assistant Professor, Department of Pediatrics, Vanderbilt University Medical Center, USA
    平成20年5月 Research Assistant Professor, Division of Reproductive Sciences, Cincinnati Children’s Hospital Medical Center, USA
    平成23年9月 Research Associate Professor, Division of Reproductive Sciences, Cincinnati Children’s Hospital Medical Center, USA
    平成27年6月 金沢大学 学際科学実験センター 遺伝子改変動物分野 教授?実験動物研究施設 施設長
    平成31年4月 金沢大学 学際科学実験センター センター長
    疯狂体育,疯狂体育app下载3年4月 金沢大学 疾患モデル総合研究センター センター長?疾患モデル分野 教授?実験動物研究施設 施設長(改組による名称変更)

 大黒多希子氏は、生物薬品化学教室で寺田弘教授の指導のもと、「褐色脂肪細胞に特異的な代謝系の解析」について6年間研究された。平成12年に博士課程を修了された後は渡米し、ポスドクとして4年間、教員として11年間研究に従事された。特に平成13年9月からは、Professor Sudhansu K Deyとともに遺伝子改変マウスを用いて、胚着床機構および、卵巣癌や子宮体癌の発症?進展機構の解析を行い、この分野で世界をリードする研究発表をされている。金沢大学の教授として着任されてからも、引き続き女性生殖器疾患についての研究を精力的に行うとともに、アメリカで培った知識を活用して共同利用施設である実験動物研究施設にて実験動物の飼育管理を統括されている。
 卒業後20年を経ても、研究室卒業生との交流は非常に大切だと感じていることから、母校とのつながりを大切にしてほしいというメッセージをいただきました。また、後輩の皆様のご活躍を祈念しております。とのことです。

工業会(工学部?理工学部?生物資源産業学部同窓会)

活躍する卒業生
谷本 茂明(たにもと  しげあき)

谷本茂明.jpg  
 

工学部電気工学科 昭和57年卒業
千葉工業大学大学院社会システム科学研究科長 教授

  • (略歴)
  • 1982年3月 徳島大学工学部電気工学科卒業
    1984年3月 徳島大学工学研究科電気工学専攻修了
    1984年4月 日本電信電話公社(現NTT) 横須賀電気通信研究所
    1997年9月 学位取得 博士(工学)(徳島大学)
    2009年4月 千葉工業大学社会システム科学部プロジェクトマネジメント学科准教授
    2012年4月 千葉工業大学社会システム科学部プロジェクトマネジメント学科教授
    2020年4月 千葉工業大学大学院社会システム科学研究科長(現在に至る)

 谷本茂明氏は、本学修士課程修了後、日本電信電話公社(現NTT)に入社、横須賀電気通信研究所にてPBXやLANなどのプライベートネットワークの研究開発に取り組んでこられました。1994年には、本学の博士後期課程に社会人入学され、木内陽介教授(現名誉教授)のご指導の下、光ループネットワークの帯域管理方式の研究により学位を取得されました。その後、NTT研究所においてMAC over IPのトンネリング技術の研究に取り組まれ、現在のVLANにつながる先駆的なIPネットワークの研究開発に尽力されました。この間、国立情報学研究所で客員教授として大学の認証基盤仕様策定に従事され、また、科学技術振興機構において主監補佐として省庁横断型のマルチメディア検索プロジェクトのマネジメントを行うなど、産官学のマネジメント業務にも長く携わられました。2009年から千葉工業大学社会システム科学部に奉職され、次世代を担う学生の育成を図るとともに、2013年よりプロジェクトマネジメント学科の学科長として、2020年より大学院の研究科長として大学運営にも力を尽くされています。本学関係では電気電子システムコースの非常勤講師、徳島大学工業会関東支部の電気?情報系部会の東京藍水会幹事を務められています。研究面では、企業時代の人脈を活かし、法政大、東大、長崎大、NTT研究所との共同研究を推進されています。
 現在は、クラウド環境に新たにフォグコンピューティングを含めた多層防御セキュリティの研究に取り組まれ、数多くの国際会議、ジャーナルに疯狂体育,疯狂体育app下载を発表されています。さらに、行動経済学などの知見を考慮したセキュリティ疲労度の研究や木内名誉教授との共同研究としてのセキュアな可視光通信システムの研究を進めるなど、幅広くご活躍されています。

学長挨拶

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最終更新日:2021年12月27日

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