薬学部附属薬用植物園では、恒例の一般開放を10月6日(月)~10日(金)の5日間開催します。
園内では、種々の薬用植物や絶滅危惧種を含む約700種の植物が観察出来ます。
今年の開放では、「ハーブを楽しもう」と題して、主に西洋のハーブに関する展示と、ハーブティーの試飲を実施します。
なお、開放時間は全日10:00~17:00です。
※本開放は、「国立大学フェスタ2025(https://www.janu.jp/univ/festa/)」の一環として実施するものです。
↓ 薬用植物園一般開放ポスター(クリックしてご確認ください)
園内の見所
絶滅危惧植物園、水生植物園、民間薬園、漢方薬園、果樹園、ハーブ園等のテーマ毎に約700種の植物を栽培しています。
概要図と見所をまとめたチラシを配布しますので、園内を散策してください。
ハーブ園:カレーの香りがする植物カレープラントや、レモンの香りのするハーブ?レモングラスが大きく成長しています。
絶滅危惧植物園:徳島県と沖縄県のみに自生する絶滅危惧植物ワタヨモギを見ることができます。絶滅危惧植物ハマビシの群落が、鋭いとげがある果実を実らせています。
温室前:種子が生薬(決明子(ケツメイシ))になるエビスグサが群落を作っています。この種子はハブ茶としても利用されます。
温室:甘い植物、スィートハーブメキシカンの小さな松かさ状の白花や果実を見ることができます。
樹木園:野生絶滅植物コブシモドキと近縁の薬用植物コブシの違いを見ることができます。「味噌の味をなおす」といわれるミソナオシが果実を付けています。枝に翼をもつ珍しい薬用植物、ニシキギの枝を観察することができます。
果樹園:枝にかぎ状のとげを付け、他の植物に絡み付くカギカズラを観察することができます。このとげは、漢方薬に使われます。
漢方薬園:徳島県出身の「薬学の祖」長井長義博士に縁のある薬用植物シナマオウほか、漢方処方に使われる種々の薬用植物をご覧ください。
お問い合わせ先
田中 直伸(薬用植物園園長)
今林 潔(担当者)
電話番号:088-642-1444(薬用植物園)
メールアドレス:ntanak[???]tokushima-u.ac.jp
※[???] は @ に置き換えてください。
【所在地】
徳島大学薬学部附属薬用植物園
徳島市国府町日開536-3
(徳島バス石井循環線 日開(ヒガイ)徒歩10分)
(徳島市立南井上幼稚園を北へすぐ)
駐車場: 無料(25台程度)
※混み合う場合があるので、できる限り公共交通機関でのご来園にご協力をお願いいたします。