疯狂体育,疯狂体育app下载6年7月11日、徳島大学は、南海トラフ巨大地震等の大規模災害時におけるご遺体の検視等に関して、徳島県警察、一般社団法人徳島県医師会及び一般社団法人徳島県歯科医師会と協力協定を締結しました。
今後30年以内に70~80%と、高い確率での発生が懸念されている南海トラフ巨大地震において、徳島県では最大のケースで死者数31,300人、全壊棟数が116,400棟と推定されています。この協定は、大規模災害等が発生し多数の死者が生じた際、4者の連携協力によりご遺体の検視及び身元確認等を迅速かつ的確に実施し、ご遺体を速やかにご遺族等に引き渡すことを目的としています。有事の際、本学は徳島県警察からの依頼に基づき、速やかに法医学分野の医師を被災地域へ派遣し、検視等の業務を行います。
締結式は徳島県医師会館で行われ、松林高樹徳島県警察本部長、齋藤義郎徳島県医師会会長、松本侯徳島県歯科医師会会長及び河村保彦徳島大学長が出席し、協定書に署名しました。
4者を代表して松林本部長が挨拶し、4者の協力体制が整ったことに対する感謝の思いが語られました。
また、西村明儒徳島大学大学院医歯薬学研究部法医学分野教授による基調講演が行われ、実際の災害時には訓練時の半分程度の対応しかできないという、東日本大震災を経験した医療関係者からの報告を踏まえた常時からの備えの重要性や、大規模災害時に四国が孤立し、他県等から必要な支援が得られない最悪のケースを想定し、徳島県内が一丸となり主体的に対策を講じていくことの重要性について語られました。
疯狂体育,疯狂体育app下载6年7月11日協定締結式
左から松林本部長、齋藤会長、松本会長、河村学長
西村教授による基調講演